【タロハルブログ】 保護犬・保護猫と暮らす

保護犬・保護猫との日常と名も無きサラリーマンの呟き

保護犬 保護猫 里親になるまでの流れ

僕は12年間 保護犬、保護猫と暮らしています。

それまでは、ペットと暮らした事がありませんでした。そんな僕でも12年間 保護犬、保護猫との穏やかな生活を楽しんでいます。そして、これからも長く長くこの生活が続くことを願っています。

 

この記事では

 

初めて保護犬、保護猫を家族として迎え入れようと検討中のあなた

に僕が経験した「保護犬迎え入れまでの流れをご紹介します。

 

保護犬、保護猫受け入れまでの流れ

  1. 保護団体、保護施設の情報を収集する
  2. 保護犬、保護猫の情報を収集する
  3. 保護団体、保護施設に連絡する
  4. 保護犬、保護猫に会う(譲渡会に参加する)
  5. 新しい家族に迎え入れる保護犬、保護猫を決める
  6. 保護団体、保護施設から迎え入れ環境のチェックを受ける
  7. トライアルを行う(一時受け入れ)
  8. 正式譲渡

 

 保護団体、保護施設の情報を収集

保護犬、保護猫を新しい家族に迎え入れると決めたら、まず保護団体、保護施設の情報を収集します。僕が初めて保護犬(タロ)を迎え入れた時は、タロが保護されていた団体についてめちゃくちゃ調べました。

 

どういう団体で、どこに拠点があって、どういった人が運営しているのか、活動内容から人数まで色々。

 

わかった事も、わからなかった事もありましたが、まず自分がちゃんと納得した上で迎え入れをしたかったのです。トラブルなどを防ぐ意味でも納得いくまで調べた方が良いと思います。HP等でしっかり情報を収集しておきましょう。

 

保護団体、保護施設、少人数で活動するグループ、個人など、沢山の方が保護犬、保護猫支援、譲渡活動を行っています。

基本的には、トライアル、迎え入れ時の移動によるワンちゃん、ねこちゃんへのストレス軽減の観点から、お住まいの地域から近い場所で活動する団体や施設から探していった方が良いと思います。(と、個人的には思います。)

車での移動、車の音等で異常なストレスを感じる子がいます。また、団体によっては、面会の日程等に制限がある場合があります。面会に予約がいる場合が多いので、そういった点も事前に確認しておくと良いと思います。

保護犬、保護猫の情報を収集する

保護団体、保護施設の情報を集める際にHP等でワンちゃん、猫ちゃんの写真がアップされてる事があります。事前に確認してお目当ての子を決めておくと、面会の際にスムーズです。 保護の経緯や、現在の状態(年齢、性別、健康状態等)も把握しておくと良いでしょう。

保護団体、保護施設に連絡する

保護犬、保護猫を迎え入れる意思があることを伝えます。一般的にはこの後、保護犬、保護猫との面会になりますが、電話やメールで連絡した後、アンケート等で

 迎え入れ環境に関して質問される 事があります。

僕が実際に質問された内容をまとめます。(覚えてる限りですが・・・。)

  • 家族構成→年齢、世帯構成
  • 住宅環境→住所、一軒屋orマンション、動物病院までの距離、病気怪我の際の対策
  • 職業→収入、出勤時間、帰宅時間
  • 飼育環境→室内飼育or室外飼育、留守番の時間、散歩の回数、避妊虚勢手術の義務

覚えてる限りでこんな感じです。当時は「こんな事まで聞かれるのかぁ」って思ったりましたが、今思えば、2度とワンちゃん猫ちゃんに辛い思いをさせない為の質問だったと思えます。

保護犬、保護猫に会う(譲渡会に参加する)

保護犬、保護猫に面会します。保護されている場所に行って面会するのが一般的です。

 新しい家族を決める上で重要なのは、納得する事だと思います。もちろん見た目を気に入るかどうかも大切です。長く一緒に暮らしていく家族を決める訳ですから、

1回の面会で決めるのではなく、じっくり2回3回と面会して決めるのも良いかと思います。それを拒否する団体や施設はないと思います。

当時の僕は以下のポイントに意識して面会しました。

  • 見た目が気に入るか
  • 人に慣れているか
  • 触られる事になれているか
  • 無駄吠えしないか

今思えば、たった数十分の面会で何がわかるんだと思いますが、それでも大切な事だと思っていました。そしてタロは全てクリアしていました。

 

新しく家族に迎え入れる保護犬、保護猫を決める

 

面会の後、迎え入れる子を決めます。決まったら保護施設、保護団体へ伝えます。

保護施設、保護団体から迎え入れ環境のチェックを受ける

僕の場合は、実際に自宅の環境を見られた訳ではなく、先程書いた通りいくつかの質問に答える形でチェックを受けました。正式譲渡の際にトラブルを防ぐ意味で重要です。いくつかの質問に対して、嘘偽り無く、有りのままで回答しましょう。

トライアルを行う(一時受け入れ)

受け入れ環境のチェックをクリアするといよいよトライアルに入ります。一時的に保護犬、保護猫を迎え入れ本当に生活してみます。トライアル期間の目安としては2週間~1ヶ月程度 になると思います。僕は1ヶ月でした。

 生活の様子は保護団体の担当者に報告したり、何か困った事があれば相談します。

タロが僕の家にトライアルで来た時は、新しい環境に馴染めず、全くご飯を食べませんでした。新しい散歩コースも怖がって全然歩きません。それでも、とにかく可愛かった。ご飯を食べる時も、寝るときも出来るだけ近くで、同じ空間で過ごす事を心がけました。2週間もするうちにどんどん慣れていき、トライアルが終了する頃には、完全に家族になっていました。

正式譲渡

トライアルをクリアし、正式に家族の一員として迎え入れます。

 

僕が経験した、保護犬迎え入れまでの流れを書いてみました。いかがだったでしょうか。先程書いたように、保護団体、保護施設は沢山あります。それぞれ譲渡条件など違いがあると思います。でも、共通している事は、一度保護したワンちゃん、ねこちゃんと迎え入れてくれた里親さん達がみんな幸せに暮らして欲しいと願っている事。

(と思います。)

 

僕もその1人です。

 

この記事が少しでもあなたのお役に立てたなら、僕は本当に嬉しいです。

 

これからタロとハルと散歩に行ってきます。

 

それでは、また次回。

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左ハル(もうおばあちゃん)右タロ(もうおじいちゃん)