【タロハルブログ】 保護犬・保護猫と暮らす

保護犬・保護猫との日常と名も無きサラリーマンの呟き

【成人の日】僕は42歳のおじさんですが まさに今 人生を生き直してます!【おめでとうございます】

 

成人の日。

 

本日は成人の日ですね。新成人の皆様おめでとうございます。貴方が好きな事、やりたい事、興味がある事、どんどんやってください。貴方の活動が、周囲から評価されなかったとしても、気にする事はありません。貴方が自分で考え、答えを出して行動する。やりたい事をやって満たされる事が、自分の人生を生きるという事。たった1度しかない貴方の人生は貴方のものです。貴方の人生を生きてください。

 

貴方ならば必ず出来ます!!

貴方のこれからの人生に

幸あれ!!栄光あれ!!

 

20歳の僕。

 

僕が大人の仲間入りをしたのが22年前。22年前の僕といえば、深夜のコンビニバイトしながら大学の授業をしっかりサボりつつ、実家でダラダラ。何の目標も無くて、ボ~っと生きてました。好きな事にも中途半端で夢中になることも無かったと思います。時間だけがただ過ぎていくみたいなね。

 

大学時代はもうどうしようもなかったですね(笑)留年もしました。就職しなくちゃいけないからって人に言われて、重い腰上げて就職活動始めて、その就職活動も自分の事なににどこか他人事。なんとなくやってました。どうしてもこの仕事がしたいとか、興味があるとかそーゆーのも無くて、たまたま採用してくれた企業に就職するというね。

 

辛かった。

 

広告代理店の飛び込み営業やってました。辛くて辛くて、1年でギブアップ。好きに関わる仕事じゃなきゃダメだって思って、動物とか音楽とかスポーツとか、そういうカテゴリで再就職を目指してたんですけど、両親から「自分の好きな事を仕事にしてる人なんて、一握り。あんたには無理。みんな苦労して働いて生きてるんだよ。生きるって大変なんだよ。あんた甘いんだよ。」とか言われてましたね。

 

凄く辛く悩ましい期間でした。その後、バイトしながらどのくらい転職活動したのかな。結構長い間フリーターでした。ヤマトとか福山とか、物流センターの中で荷物の仕分けとかして。ま、結局、僕なりに頑張って好きな動物のごはんを作るメーカーに再就職する事が決まって、小さい会社だったけど、好きに関わる仕事が見つかって良かったって思いました。

 

そしてポンコツ大学生の頃から付き合っていた、動物が好きなかみさんと結婚して、時を同じくして、保護犬タロと保護犬ハルと出会うわけです。ま、タロとハルとの出会いは別の記事で書く事にしますね。

 

タロとハルと出会って人生が変わったなぁ。ありがとう。

 

生体に

関わりたい。

 

そんで10年位?働いた後、ペット関連商品を軸とした卸である今の会社に転職する事になるんで、ペット関連商品に携わってどのくらいですかね、16年?17年位ですかね多分。好きに関わる仕事だけど、あくまでも関連商品を使った流通業なんです。ペット業界に関わって、色々見えてきて、もっと直接的に生体に関わる仕事がしたいなって思うようになったのが2年前位。40歳になった頃からですかね。

 

変化。

 

ペットに対する考え方が変化していて、ほら、もう番犬ってあまりいないんじゃないですか?雨の日も、雪の日も、庭の犬小屋でリードに繋がれてる犬って見なくなりましたよね?コンパニオンアニマルといって、ペットを家族、友人、子供と同じように位置付けて、人間もペットも対等な関係で助け合って暮らしていくって意味なんですけど、この考え方が凄く広がってきたと思います。擬人化というかね、ペット=自分の子供。みたいな考え方が主流になってきました。

 

その為、仔犬や成犬向けのサービスはほとんどと言って良いほどあるんです。犬の幼稚園、犬のしつけ教室、ペットシッターペットホテル等。だけど、高齢犬や高齢猫向けのサービスは全然充実していないんですよこれが。人間と一緒に暮らし、沢山の幸せを与えてくれた犬や猫達。老いてもそれは変わりませんが、共に暮らす生活環境は高齢になればなるほど厳しくなってきます。

 

介護。

 

人間と同じように認知症にもなりますし、認知症になれば朝と夜を間違えて、夜鳴きします。トイレも失敗します。おしっこも間に合わない事もあるし、免疫力も落ちるので季節の変わり目、特に夏から秋、秋から冬はお腹の調子を崩してうんちの失敗も余裕であります。食事も食べた事を忘れてごはんの要求吠えもあるし、ごはんを食べてるのに飲み込まない事もあります。突然痙攣を起こして苦しそうにする事もあります。

 

こちらが寝ていようが、仕事が忙しかろうが、熱を出して動けなかろうが、そんなの全く関係なく突然来ます。働きながら、ペットの介護は本当に滅茶苦茶大変です。また、住宅街では夜鳴きでご近所に迷惑が掛かっているかもしれないという心配がつきまといます。当然、動物が嫌いな方もいらっしゃいますのでね、「犬うるさいんだよ!!」と言ってくる方も実際にいます。

 

実際に僕自身も高齢犬の介護を経験しています。高齢犬の介護を経験していく中で、「これは介護しきれなくなっていく家族が絶対に出てくるわ」と思ったんです。とにかくまず体力に来ます。で、体力に来たらメンタルに来ます。犬の介護って家族とか責任感とかね、そういうので解決できる簡単な問題ではないのです。介護しきれなくなった犬や猫達のその後とは・・・。

 

責任。

 

かつて、人間社会でも「親を老人ホームに預けるなんて、なんて親不孝者なんだ。けしからん。」と言われる時代があったと聞きます。今でもその葛藤に苦しんでおられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?ペットも同様に「一度一緒に暮らしたら、最後までお世話するのは当たり前。責任を放棄するな。けしからん。」という考え方があります。それは、そうなんだけど、その責任の取り方には色々とあると思うんです。預けるという責任の取り方だって良いじゃないですか。

 

病気に入院する事になってしまったって場合なんかそうで、入院してお世話出来ないのに、これどうするのが正解なの?ってなるじゃないですか。僕達の生活環境はどんどん変化するのに、1つの固まった考え方では柔軟に対応する事が出来ません。

 

誰かになりたい。

 

自分を守らないとペットを守る事は出来ません。暮らしが不安定であれば、ペットとの暮らしも不安定となります。自分で解決出来ない問題は、誰かと一緒に解決する。誰かを頼る。その誰かに僕はなりたいです。

 

ずっと一緒に暮らしてきたペットを安心して預ける事が出来る老犬老猫ホーム、様々な事情で家族と一緒に暮らす事が出来なくなった犬や猫達が、その後も穏やかに暮らせていける施設を設立する事が僕の目標です。

 

みんなおうち無かったんだよな。今は静かに穏やかに暮らしてる。

 

20歳の頃、何の目標も無くただボ~っと生きていた僕。以降も流れに抵抗せず流されながら生きてきた僕が、この1度きりの人生の中で、1つだけ見つける事が出来た目標。

 

必ず実現させます。

 

それでは、音楽をどうぞ。聴き流してリラックス。


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今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

また、次回。

 

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